建築

上道町の家

先日提案した約46坪の平屋建て、境港市『上道町の家』。 閑静で見晴らしが良く、かつ隣地が畑とご家族の土地という恵まれた敷地条件では、どこを開放してどこを閉塞させるのか、注意深く考察したところです。 一直線の軒ラインを強調し、一方寄棟、もう一方を切妻としたアンシンメトリー(左右非対称)のファサード。 静穏なアプローチの表情に対して、家の中に入ると視界の抜けと柔らかな自然光が広がる空間を提案しました。 パブリックゾーン(居間・台所・食堂)とプライベート(寝室・子供室)の緩衝帯として、庭やスタディスペース、水廻りを配して、それぞれが繋がりを持たせつつ緩やかにゾーニングが変わるプランにしています。 庭では芝生ゾーンを検討中のご主人。 最近では自動に芝刈りしてくれるお掃除ロボも出てきているそうで、うちの庭も全面芝生にしてみようかと真剣に考え中です。(いかに横着が出来るか…)