立町の家 鳥取県米子市

間口6m、奥行き58mの昔ながらの町家の区画が残る細長い敷地。 3世帯が住むこの住宅のそれぞれに自然採光・通風とプライバシー確保を実現するため、各々ゾーンの境界に2つの中庭を設けることで、明快なゾーン分けに加え、隣地側から期待できない採光・通風の確保を図っています。 中庭まで続く長いアプローチを通り、プランセンター部に配置したパブリック(共用)スペースまで導入することで、プライベート(個人)スペースへの移行を遠心的にゾーニングしています。
大空間の共用ゾーン(台所・食堂・居間)の片側壁面に、収納・カウンター・テレビ台を壁面家具として機能的に集約し、自然採光が入り込む中庭と相対させることで、人の居場所にある程度の重心と偏心が定まるように意図しています。