家具

『東福原の家2』ダイニングテーブル

米子市、『東福原の家Ⅱ』のダイニングテーブルは大山産、樹齢200年からなる栃(トチ)の一枚板。
近年では産出量が減って、銘木類の木材として取り扱われているそうです。

この度の製作も米子の『足立商店』【https://www.adachi-shouten.com/】に依頼。
天然木の造形をそのまま使う一枚板は形状が様々で、設計時からクライアントと一緒に工場に赴いてイメージやサイズ感を共有しました。

針葉樹のように真っすぐ伸びない栃の木は、うねった木の造形と、黄金がかった艶や複雑な木目の味わい深さが特徴。
重厚な天板に対して脚はスチールを用いて、軽快さと重厚さを織り交ぜて、空間の“納まり”が良いデザインとしています。

併せて製作いただいたベンチや、国頭家具さんの椅子も素晴らしく馴染んでいました。