建築

設計製図講評会

本日は私が非常勤講師を勤める米子高専の設計製図の講評に行ってまいりました。

米子市美術館に近接した仮定の敷地でパブリックスペースの計画をするこの課題。

街の魅力や問題点、周辺環境の特徴などを手掛かりにコンセプトを創り上げ、建築として表現するには、地道なリサーチや構成力、デザインセンスなど総合的なスキルが要求されます。

今年は良い意味で考えさせられる作品が幾つか見られ、評価する側の難しさを改めて感じました。

例年決める最優秀賞1点も絞り切れず、担当講師の名からそれぞれ高増賞、原賞、萬井賞として優秀作品を取り上げて講評。

限られた時間の中で真摯に課題に向き合って、自分なりの表現を模索している学生の姿に心打たれました。